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Office系ソフトで顔貌を画像分析する際に使用する基準線集です。顔縦比率・眼幅比率・下顔面比率・willis法線・黄金比・白銀比を分析することが簡単に行えます。基準線を拡大縮小の際に図形の書式設定から「縦横比を固定する」がチェックされているか確認してください。
顔貌を画像分析する際に2線分の角度差を素早く把握することができ、瞳孔ー歯牙平面角度の観察に有効です。画像の回転・明度・コントラストも調整できるので、瞳孔虹彩境界から瞳孔水平を導き出すことも可能です。
グリッド線撮影アプリプロフェッショナル (ios/android)ダウンロード
顔貌を撮影する際にグリッド線を付加することができ、撮影後の写真に追加線を引くことも可能です。瞳孔水平と歯牙平面の平行性を確認するのに有効で、ホリゾンタルバーの設定角度を診療中に判定する目的で使用します。
単品で購入できますか?
2022年11月時点ではMH Plusはプロトタイプという位置づけで、単品販売は行っておりません。今後の販売状況を見て単品販売に移行する可能性はあります。
精度は高いでしょうか?
MH Plusはほぼ全ての製品に3Dプリンターを使用しています。3Dプリンター造形物そのものに高い精度は期待できませんが、1/1000mm精度の補正器具上で金属線の直交などを補正して製造されています。3Dプリンター造形同士の接触部材に何らかの精度的問題が生じ、使用できない場合は交換対応させていただきます。
コネクションデバイスは6mm指導釘にしか装着できない?
2022年11月時点では6.0mm指導釘にしか対応していません。公差-0.1mm~0mmの金属線をベースに製造されており、咬合器指導釘の直径が精度的な個体差を持つ場合は使用できないことがあります。私共が確認できた範囲で、このような精度の指導釘をもつ咬合器もいくつかあります。
画像分析の方法は?
一般的に普及しているソフトウェアという観点からMicrosoft Power pointを推奨しています。写真の加工・角度修正の数値化・テキスト打ちなど情報共有に必要な機能を網羅しています。素早く瞳孔間線/歯列の平行性や補正角度を分析する場合は「画像カラスンポ」が有効です。
審美平面は何を基準にするべき?
両瞳孔が地上水平と平行である説や両瞳孔線と歯列平面を平行にする考えを画一的に審美平面の設定に用いることの是非について明確に申し上げることはできません。審美平面の設定は歯科医師との協議の中で症例ごとの最適解を導き出すものと考えています。私共の審美平面検討のプロセスとしては、両瞳孔間線を0度とした(瞳孔定点化と呼称しています)画像角度補正後に頭頂・オトガイ・鼻筋・下顔面等の複数要素と照らし合わせて、瞳孔水平=審美平面として良い症例か否かを検討します。