垂水良悦君が北海道歯科技工学術研修会にて講演
2019年08月26日
2019年8月24日(土)北広島市芸術文化ホール 第157回 北海道歯科技工学術研修会 にて、当社 垂水良悦君が講演
歯冠補綴課所属の 垂水良悦君(歯学博士)が、日本歯科技工士会認定講師として、約2時間にわたり「CAD/CAMシステムと使用材料について」と題して講演。
私たちは普段からCAD/CAMの材料を、何の疑問もなく普通に使用していますが、理工学的な観点から見てみると本当にいろんな特徴があり、正しく使用することの大切さを分かりやすく解説。
また、実際に機材を使ってみて分かった機械化のイレギュラー(ギャップ)を、どの様に正常な品質まで作り上げて行くことは、ある意味、石膏や印象や埋没材の寸法変化の補正と似たようなところがあり、デジタル化が進んでいてもこのような補正の技術が必要であり、これからも経験と研鑽を積み重ねて行くことが、重要であることを分かりやすく講演。
特に新人や学生さんに聴いて欲しい講演内容でありました。引き続いてご講演された、北海道大学歯学部准教授の上田康夫先生のご講演「デジタル化の流れで見えてくるもの」はCAD/CAM冠の一部保険収載に伴い、あっと云う間に普及しつつあるデジタル化の波の向こうに見えるもものを、大変分かりやすく示唆していただける内容であり、もう一度、お話をお聞きしたいご講演でありました。